”来月から長期で出張に行ってきて”と、会社から辞令がでた時に仕事の整理や職場環境の変化、宿泊先の手配や荷造りなどの負担や準備に追われてしまい、気づいたら長期出張の当日なんていうことが多くあるのではないでしょうか。

また、初めて長期出張に行くことになった人は何を準備したらいいか、出張先でどう過ごしていくかがノープランになってしまいがちです。

長期出張や研修等での長期出張の際に知っておきたい基本知識や必須アイテム、快適に過ごすポイント等をこの記事でまとめてみました。

不安や困り事が多くある長期出張ですが、滞在先で快適に過ごすためにもこの記事を是非参考にしてください。

長期出張で必要な持ち物リスト

長期出張で必要な物をリストアップしています。下記、持ち物リストを基に自分に必要なもの、不要なものをチェックして準備に役立ててください。この記事の後半では現地調達リストも紹介していますのでそちらも参考にしてください。

【 貴重品 】

🔲 財布

🔲 免許書

🔲 保険証

🔲 携帯電話 / 仕事用携帯電話

🔲 仕事用パソコン

🔲 家の鍵

🔲 印鑑

🔲 腕時計

【 衣服類 】

🔲 スーツ上下（ジャケット、パンツ、スカート）

🔲 ワイシャツ / ブラウス

🔲 ネクタイ

🔲 スーツ用靴下 / ストッキング

🔲 私服

🔲 下着

🔲 パジャマ

🔲 ルームウェア

🔲 靴下

🔲 ベルト

🔲 ビジネスシューズ

🔲 私服用のシューズ

【デジタル機器類】

🔲 WiFiルーター（宿泊先に付いている場合もあり）

🔲 モバイルバッテリー

🔲 各種充電器 / 充電ケーブル

【 仕事で必要なもの 】

🔲 名刺

🔲 ビジネスバック

🔲 筆記用具

🔲 書類 / 資料

🔲 社員証

【 その他 】

🔲 航空券 / 新幹線のチケット

🔲 歯ブラシ

🔲 歯磨き粉

🔲 薬

🔲 マスク

🔲 ハンカチ

🔲 ティッシュ

🔲 メイク道具

🔲 カミソリ

🔲 スキンケアグッズ

🔲 メガネ / コンタクトレンズ

🔲 爪切り

🔲 耳かき / 綿棒

🔲 整髪料

【 あると便利な物 】

🔲 延長コード

🔲 折り畳み傘

🔲 折り畳みハンガー

🔲 衣類圧縮袋

🔲 エコバック

🔲 除菌シート / 消毒液

🔲 ヘアアイロン

🔲 裁縫セット

🔲 タオル

🔲 日焼け止め

🔲 虫よけスプレー

🔲嗜好品

そもそも長期出張とは

長期出張の決まった定義はないですが、転勤や1日2日程度の短期の出張とは違います。所属部署や仕事内容が大幅に変わらず、勤務先が一定期間、別の地域で働くことを言います。
企業によって長期出張の期間は異なりますが、数週間～数カ月以上の期間です。最近ではホテル一択ではなく、マンスリーマンションやウィークリーマンション、民泊など宿泊先も多様化しています。

長期出張に必要な持ち物の準備

スーツケースなどに仕事での必需品や日用品を詰めて滞在先まで移動するため、なるべく身軽に、かつ必要最低限の量に収めるのがおすすめです。また、長期出張先のエリアや滞在期間、宿泊先によって必要な持ち物が変わります。
持ち物を準備する前に以下の項目を整理しましょう。

・滞在エリアはどこか

出張先が海外なのか国内なのか、国内でも沖縄みたいに天候の変動が激しいエリアか、冬場は極端に寒い北海道などでは持っていくべきものは大きく変わります。滞在エリアに適した荷物を持っていくことを心掛けましょう。また、現地調達できるものは持参せず、必要だと感じたら滞在先で購入すると荷造りが楽になります。

・滞在期間はどのくらいか

出張期間によっても滞在先で必要になるものが変わってきます。1～2週間程度であれば住むとういより宿泊する感覚に近いですが、1ヶ月を超える滞在期間だと宿泊ではなく、住むという感覚に近くなります。その為、1カ月以上の滞在あれば、自分が普段使用している物を持参するか、もしくは現地で代用するかを考えて準備する必要があります。

・宿泊先はどこか

宿泊先の種類によって準備が必要なもの、すでに宿泊先に備わっているものもチェックしておきましょう。宿泊先がホテルであれば、歯ブラシやカミソリ、シャンプー、バスタオルなど備わっていることが多いため、準備する必要はないです。マンスリーマンションの場合は、ホテルには備わっている物がない場合が多い為、普段使用している物を持参するか、現地で調達する必要があります。
また、ホテルの場合は常にフロントスタッフがいるケースが多く、災害時や緊急時に対応してくれたり、ホテルで防災備品を貯蓄してくれていますが、マンスリーマンションでは管理人が不在の場合も多く、部屋に防災備品が貯蓄されていないケースが多いため、万が一の時に備えて防災備品を準備することも大事です。

長期出張で荷物を減らすポイント

長期出張で持っていける持ち物はスーツケースに入る量に限られてしまいます。
また、出張先までの移動は長距離での移動が考えられる為、なるべく身軽に移動ができることが望ましいです。上記で記載している通り、滞在期間、宿泊先等によって必要な持ち物が変わってきます、それに伴ってわざわざ自宅から宿泊先に持参するのではなく、現地で調達できるアイテムは宿泊先周辺で調達することをおすすめします。長期出張が終われば、不要なものは処分して自宅に変えることができるので、身軽に移動できてストレスも少なくなります。
下記、現地で調達できると思われるものをリストアップしたので参考にしてください。宿泊先周辺にコンビニやスーパードラックストアがない場合があるので事前に調達可能かを確認しておくとスムーズに準備ができます。 ※宿泊先によっては既に備わっている物や、オプションで調達できる物もございますのでご自身の宿泊先の詳細をご確認ください。

【 調達リスト 】

🔲 シャンプー / リンス / コンディショナー

🔲 ボディソープ

🔲洗顔 / メイク落とし

🔲 衣服の消臭スプレー

🔲 バスタオル / タオル

🔲 洗濯洗剤 / 柔軟剤

🔲 洗濯ネット

🔲 食品

🔲 保存容器

🔲 掃除用具

🔲 ハンガー

🔲 衛生用品

🔲生理用品

長期出張をストレスフリーに

長期出張は、普段とは違う職場、土地で過ごすため、日常生活でのストレスを感じやすくなります。自宅ならいつも使用している物が常備してあったり、必要な物が無くても調達に困らず生活ができると思います。しかし、長期出張では、宿泊先がホテルかマンスリーマンション、滞在期間、滞在エリアによって、普段当たり前にできていることができなくなることもあります。その為、長期出張先でどう過ごすかをあらかじめイメージし、持ち物準備の段階から整理して取り組むとストレス軽減に繋がります。
また、短期間とはいえ普段の生活環境が大きく変わります。普段の食事や睡眠も変化し、仕事のパフォーマンスにも影響が出てきやすいので自分なりの健康管理対策を行うことも重要です。
仕事の都合で普段の生活から変化しますが、自分なりの楽しみや趣味、リラックスできるものを長期出張先でできるようにしておくとプライベートの時間が充実し、仕事のオンとオフにメリハリができて快適に過ごすことができます。